ヘルプマーク、ヘルプカードというもの、言葉をご存知でしょうか 聞いたことがありますでしょうか
ヘルプマークとは…
義足や人工関節を使用していたりする方、外見からはわからないところに障がいを持つ方、難病の方、または妊娠初期の方など…見た感じからはわからなくても援助や配慮を必要とされている方々が配慮が必要なことを周囲に知っていただくことで援助を得やすくなるようにと東京都福祉保健局が作成したマークです
ヘルプカードとは…
ヘルプマークを使用している理由や必要とする援助内容、家族やかかりつけ医師等の緊急時の連絡先などを記載して携帯するもので、出先でひとりで困ってしまったり、倒れたり事故に遭遇した場合に本人の説明がなくても救助者に円滑に対応していただけるような内容が記載されたものです
*ヘルプマーク裏面に貼れるシールがあります そちらに障がい等の内容の記載もできるのですがプライバシーの観点から記載を強制されてはいません
どんな方が持つものなのか…
これらのアイテムを持てる対象となる方は妊娠初期の方、難病や障がいを持つ方で援助を必要とされる全ての方が対象となります
ヘルプマーク、ヘルプカードの使い方
ヘルプマークは見える部分、バッグなどにつけて、ヘルプカードはすぐに提示できるまたは身元確認時にわかりやすい場所(財布の中など)に携帯するだけです
例えば…自分の名前をなんとか言える程度の知的障がいを持つ方がいて…街中で保護者や付き添いの方と離れてしまって帰ることも助けを求めることもできずにベンチに座って過ごしていたとします…誰が気付いて誰が声をかけてどのように対応するのでしょうか 聞かれて自分の名前は答えられても連絡先や住所が言えなかったり、そもそも一人になって困っている自覚もなかったり、どうやって非常事態だということに気づくのでしょうか、本人も周囲も… 知的障がいは外観からはわかりにくいため一人で困っていても周囲にはわかりにくいですし声をかけられても自分の状況を理解できていないかもです
そういうときにヘルプマークを見て適切な声かけや対応でヘルプカードの提示を求めたり警察や区役所、市町村役場、各自治体の保健所等に連絡をしていただければスムーズな援助活動につながります ここで何もアイテムがないと身元の確認だけでも相当な手間暇を要します
また、内部障がい等の病状で意識を失って倒れているときに発見されてもヘルプマークがあれば対応に留意点があることがわかります さらにヘルプカードがあれば、記載されている内容を見てまずどのような対応が望まれるのか、どこに連絡をすべきか、意識を失っている理由とその方の持つ障がいと関連されるものなのか、関連があるのであればどのような援助ができるのか…など救助者側にもメリットになります 他、事故等で本人が自身の持つ疾患を伝えられる状況でないときにヘルプカードの内容を見ればより適切な処置を受けることができます
ヘルプマークを受け取るためには…
主に各市区町村の障がい、福祉関連課、保健所、福祉関連の支援センターなどで配布されています 東京都では都営の地下鉄、バスの営業所(一部除く)、都立病院等でも配布されています
受け取りの際には障がい者手帳の掲示は必要とされませんが地域によって、一部自治体では書類の提出が必要な場合がありますので事前に確認されることをお勧めします
配布先に行けばその場で(ストックがあれば)渡してくださるとのことです お求めの方は市区町村役場へ連絡してみてください
気になるお値段は…
無料です 無料配布です
困っている方を助けるためのアイテムなのでお支払いが要求されるものではありません しかるべき場所で無料で受け取ってください 心無い方から有償で受け取るようなことはせず気軽に自治体に相談してください
ヘルプマークを持つ方を見かけたら…
『困ってるかもしれない』と思ってください
電車やバスの中で立っている姿を見かけたら席を譲るなどの配慮ができます
街中で見かけたら動作や行動に困っているかもしれません、困っているように感じたら優しく声をかけてみてください
災害時には理解ある対応で安全に円滑に行動できるように誘導、協力してください
よろしくお願いします
ヘルプマークは一般的な認知度はまだまだだと思います 少しでも多くの方にヘルプマークの存在する意味を知っていただきたいです 私はこのヘルプマークを見えない部分に障がいを持つ方たち…特に自身で表現することのできない方たちのお守りと思っています できれば何事もなく過ごし、有事の際には効力が発揮できますように…
なお、ヘルプマークは公式で自作するためのガイドラインも出してます 素人の私にはちょっと難しいけど…自作もアリなんですね
ヘルプマークに関しては検索していただくと『ヘルプマーク.info』と出てきますので気になった方はのぞいてみてください 当ページからのリンクはございません申し訳ありません
老若男女問わず見えない部分に障がいを持つ方たちがいます あえて言わなければわからないので…街ですれ違っても、隣で信号待ちをしていても、バスや電車で乗り合わせてもその方たちのことはわかりません みんなふつうに生活をしていますので注意して観察しなければわからないこともありますし本人が言わなければ誰も気づくことができない場合もあります 彼、彼女らはそれを表現していないだけで他者にはわからないところで悩んだり困ったり、嫌な思いをしたり痛い思い、辛い思いをしています しかもそれを表現できる手段を持っていない方も少なくないです 困っている場に居合わせたら…きっと何か力になれると思います 派手に何かするわけでもなく、べったりと行動を共にするわけでもなく、なんとなくでいいんです、「どうしたの?」と声をかけて援助のとっかかりを作ることができばいいなと、少しでもいいので障がいを理解し障がいが理由で困っている方たちのことを見かけたときに気にかけることのできる人が増えたら、そういうことが当たり前の日本に、世の中になっていくことを切に願います
ご意見がありましたら一報ください 『障がい』についての感じ方や表現に不適切な部分がありましたらご指摘いただきたいです よろしくお願いします
『うさぎと』内の記事なので一応🐰ハロに登場していただきました☘️ ⭐️だいじなもの⭐️なのがわかっているのかどうか…ですけど🐰イタズラせずに😊一緒に📸画像に入ることができました☘️
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ヘルプマーク、私は知りませんでした。教えていただき感謝です。私も助けてもらう時はあるし、助けを必要としてる人に声をかけたいけど、躊躇しちゃう時があるんですよね(;´д`)トホホ…こう言うマークが浸透したら、助けられる側も助ける側もわかりやすくていいですよね(((uдu*)ゥンゥン
ビー玉さん(๑˃̵ᴗ˂̵)
所持できる方は限定されますが対象となる方たちには携帯してほしいと思っています(#^.^#)
世にヘルプマークを広めるためのアピールの意味でも、該当される方の安全と安心のためにも、そしてそのご家族のためにも^_^
情強情弱なんかの観点で商用利用されないようにみんなに知ってほしいです(*´∇`*)